トイプードルの吠え癖や無駄吠えのしつけ方

トイプードルの写真

トイプードルの吠え癖や無駄吠えのしつけ方について

まずトイプードルが吠える原因は、大きく2つに分けることが出来ます。

一つはトイプードルも含めた犬本来の警戒・威嚇吠えです。他人に吠える、他の犬に吠えるというケースです。そしてもう一つは「要求吠え」なんですが、例えば家族に対して「早く散歩連れて行け」、「早くゴハンちょうだい」というトイプードルのワガママであり主従関係の誤認でもあります。

では実際のトイプードルの吠え癖のしつけ方です。威嚇や警戒吠えですが、本来トイプードルと飼い主さんの主従関係がしっかり出来ていれば、トイプードルは飼い主さんの指示で直ぐ吠えを止めます。また吠えるたびにそうやって何度か教えれば吠えなくなります。言っても聞かないのは、まずトイプードルとの主従関係を根本的に作り直す必要があります。

トイプードルの飼い方を解説している画像

それと他人や犬に慣れさせ、吠える必要も怖がる必要もないことをトイプードルに教える、経験させる必要もあります。例えば来客から避けたり、トイプードルを散歩させるときになるべく人や犬に会わせないようにする・・。これらは逆効果になります。

むしろ積極的にそういう場に連れ出し慣れさせ、そこで教える絶好の機会だからです。主従関係がしっかり出来ていれば、手でトイプードルの口を軽く閉じ「ダメ」としっかり伝え、褒める・・放すと吠えるのでまた口をつかんで「ダメ」・・この繰り返しで覚えるのです。

トイプードルが覚えようとしないのは主従関係が成り立っていないから・・トイプードルは「聞く必要がない」と判断しているわけです。もちろんトイプードルとの主従関係があってもすぐには結果は出ませんので、根気良く何度も体現してしつけることは必要です。

トイプードルのカット5種類の写真

それから要求吠えのしつけ方になりますが、これも体現させてしつけるのですが、原因がトイプードルとの主従関係の逆転によってワガママを要求しているわけですから、トイプードルとの主従関係が正しくなればそれだけで要求吠えはしなくなります。

またトイプードルの吠え癖のしつけ方で道具を使う人がいますが、いけません。例えばチョークチェーンでガツガツやったり、臭いのスプレー、超音波や振動が出る首輪など・・。これらはトイプードルが吠える根本原因の解決になっていないからです。それを解決せず即効性を求めて表面上を一時的に整えても、単なるストレスの上塗りでしかないからです。

そしてトイプードルとの本当に正しい主従関係が、どれだけ作れているのかが見えなくなってしまうからです。トイプードルの吠え癖のしつけ方に限らないことですが、短時間で行う調教と、時間がかかっても正しい関係を作るしつけ・・皆さんはどちらを選びますか・・

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トイプードルのしつけを実施している画像